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# Cloud環境を作成する

> Cloudをバックグラウンドで準備し、操作が必要になったらアカウントに接続します。

ワークスペースのCloud Projectは1つのCloud環境を共有します。PCを閉じていてもCognoが作業を続けられます。準備とアカウントへの接続状況は**設定 → Cloud**で確認できます。

Cloud Projectはこの共有環境を使用します。Localフォルダー接続の案内はLocal Projectにのみ表示されます。**設定 → マシン一覧**のコンピューター一覧はLocalとリモートのコンピューターを表示します。共有Cloud環境は**設定 → Cloud**にあります。

## 前提条件

ワークスペースでCloud環境の作成が利用可能である必要があります。作成と作成の再試行には、ワークスペースを更新する権限が必要です。

新しいCloud環境の作成にはBusinessプランが必要です。Freeプランでは、請求を管理できる場合は**Cloud環境**のステップに**Businessにアップグレード**が表示され、それ以外の場合はBusinessプランが必要であることが表示されます。作成済みの環境は、後でFreeプランに戻っても引き続き使えます。

## Cloudをバックグラウンドで準備する

CloudflareのCloud実行を有効にした環境では、Businessの契約確定後にCloudの準備が自動的に始まります。いつもどおり作業を続けたり画面を閉じたりしても、準備はバックグラウンドで進みます。明示的に停止・削除した環境は、請求情報の更新によって再起動しません。

**設定 → Cloud**の**すべてのProject**で状況を確認できます。Local Projectの実行先はPCのままです。**あなたのアカウント**には自分のCodexとClaudeの接続が表示されます。Cloudで使いたいアカウントの横にある**接続する**を選択してください。Local Projectを含む任意のProject設定からも同じ接続を登録できます。

| 状況 | 意味 |
| - | - |
| **Cloudを準備しています** | 環境またはリポジトリのコピーを準備しています。 |
| **接続が必要** | Cloudでの作業用に、メンバーによるアカウントへの接続が必要です。 |
| **接続済み** | 接続情報が保存されています。この表示では提供元の現在のログイン状態を検証しません。 |
| **コードと接続の準備完了** | リポジトリのコピーと保存済みの接続情報が揃っています。 |
| **一部のProjectで確認が必要です** | 対象ProjectのrepositoryへのアクセスやOwnerの設定を確認してください。 |

> [!NOTE]
>
> setup状況は、Project固有の依存環境のインストールやTaskの実行成功を確認するものではありません。実行時に利用できることを確認します。

## 環境を手動で作成する

環境を削除した後など、自動setupを使わない場合は手動で作成できます。自動setupを待っているBusinessワークスペースでは、個別の作成ステップの代わりに準備状況が表示されます。

**設定 → Cloud**では、**Cloud環境**と**Cloud上のProject**の2つのステップがつながって表示されます。チェックが付いたステップは完了で、次のステップに押すべきボタンが1つ表示されます。Cloud環境がない状態でProject作成メニューの**Cloudで作成**を選んだ場合も、このページに移動します。

**1. Cloud環境**

**作成する**を選択します。作成中はステップに**作成中**とスピナーが表示されます。数分かかりますが、画面を離れても作成は続きます。Freeプランでは代わりに**Businessにアップグレード**が表示されます。

**2. Cloud上のProject**

環境の作成が完了したら、このステップの**作成する**を選択します。**Cloudで作成**から来た場合は、自動でProject作成に進みます。作成したCloud Projectはステップの下に並び、**追加**で次のProjectを作れます。

ステップの下には、Workspaceの構成図が表示されます。**メンバーのPC**と**Cloud**のそれぞれに、そこで動くProjectとそのrepositoryが並びます。Cloud環境の準備ができるまで、Cloudは点線の枠で表示されます。

作成に失敗した場合は、最初のステップに理由と**再試行**が表示されます。実行インフラの問題では、再試行の前にWorkspace管理者へ確認を依頼してください。環境を作成すると、ステップの下に**Cloud環境を削除**が表示されます。

> [!NOTE]
>
> 最初のステップの完了は、環境が存在することを示します。仕事が来たときに起動するため、いま動いているとは限りません。

## Cloud アカウントに接続する

Cloud Projectの作成には、利用中の環境でCloud実行が有効になっている必要があります。

**1. Cloud Projectを作成する**

Project作成メニューから**Cloudで作成**を選択します。リポジトリを選び、**Project名**を入力して**Projectを作成**を選択します。アカウントへの接続を始める前にProjectが保存されます。

**2. ログインの準備を待つ**

**Codex に接続**でCloud環境が自動的に起動します。起動には数分かかる場合があります。すでにアカウントへ接続できている場合はProjectを開きます。

**3. Codexのログインを完了する**

別タブでOpenAIのログインページが開きます。Cognoに表示された**デバイスコード**を、そのページで入力してください。タブが開かなかった場合は**Codex のログインを開く**を選択します。Cognoの画面を開いたまま待つと、完了を確認してProjectへ戻ります。

リポジトリを選択すると、Projectの要件として保存されます。作業用コピーの準備はTaskの開始時に行います。Project作成やアカウントへのログインではリポジトリをcloneしません。

書き込み権限とアカウント接続権限を持つメンバーは、自分のアカウントに接続できます。Project Ownerである必要はありません。**設定 → Cloud**またはProject設定の**あなたのアカウント**で、ClaudeまたはCodexの横にある**接続する**を選択します。どちらも同じ個人接続を保存します。Claudeは別タブでログインし、表示されたコードをCognoの**認証コード**に貼り付け、**接続を完了**を選択します。

OwnerとしてCloud Projectを開くと、選択中のClaudeまたはCodexの接続状態を確認します。Cloud環境が停止している場合は、Projectを開くと起動し、準備が完了するまで待ちます。保存されたログインがない、または無効な場合は**アカウントを再接続**を表示します。選択すると既存の接続画面を開きます。Projectを開くだけではログイン開始や保存済み認証情報の変更は行いません。接続状態を確認できない場合は**再試行**を選択してください。プロバイダーやネットワークの障害を認証切れとして扱うことはありません。

## Cloud Taskを開始する

Cloud Projectを開いてTaskを作成し、フルフォームの**進め方**パネルで担当者を選びます。
**実装を見る**で実行を開始し、**Plan する**で計画だけのrunを開始します。

自分へのアサインでも、別のメンバーへのアサインでも、ProjectのCloud環境を使います。接続済みのメンバーから、Task担当者、前回のCloud実行者、直近7日のCloud実行が最も少ないメンバーの順に実行者を選びます。選ばれたメンバーと提供元は実行中に変わりません。誰も接続していない場合は待機します。ブラウザから開始でき、Desktopを開いたりLocal Environmentを選んだりする必要はありません。

Projectの実行先を確認してから、この2つの開始操作が有効になります。確認に失敗した場合は
**再試行**を選びます。**あとで**はBacklogに保存し、**作成**は実行を開始せずに保存します。

コーディングエージェントが開始する前に、Projectのリポジトリの作業用コピーを準備します。準備には最大5分かかる場合があります。準備が失敗すると、その実行は失敗として終了します。

ワークスペースのCloud環境では、Cloud Project全体で最大3件のエージェント実行を同時に進められます。Cloud TaskとProjectの作業でこの上限を共有します。上限を超えたリクエストは、空きができるまで自動的に再試行されます。

## CloudでProjectの作業を実行する

Cloud Projectの作業は、ワークスペースのCloud環境で実行します。1つのメンションで複数のProjectが選ばれ、その中にCloud Projectがある場合は、1つのエージェント実行としてCloud環境で処理します。

選ばれたProjectのコンテキストは利用できますが、メンバーのLocal Machineにあるフォルダにはアクセスできません。すべてLocal Projectの場合は、既存のLocal Machine選択を使います。Cloud環境がない場合にLocal Machineへ切り替わることはありません。

新しいCloud TaskとProjectの作業は、Cloudの実行用OSアカウントの権限内で、コマンド実行とファイル操作にfull accessを使います。
計画だけのrunは引き続き読み取り専用です。連携Toolの許可設定も引き続き適用されます。

## Cloud Taskで使えるTool

Cloud TaskはWorkspaceのTool許可設定に従い、CognoのToolと選ばれた実行者が利用できる
連携接続を使います。他のTask実行と同じく、ProjectのTool許可の上書きで絞り込まれます。
個人接続は引き続き所有者だけが使え、既存のProjectのリソースフィルターも適用されます。

常に許可されたToolは実行できます。拒否または承認が必要なToolは、承認フローのない
自律Cloud Taskでは実行できません。許可を取り消すと、実行中のTaskからの以後の呼び出しも
拒否されます。その実行の完了・取消、またはCloud環境の中断でアクセスは失効します。

## 自動停止と再起動

Cloud環境は15分ごとに活動の有無を確認します。受け付け済みの作業、アカウントへの接続処理、
結果の保存がすべて完了し、最後の活動から15分以上経過した後に停止します。
通常は最後の活動から約15〜30分と処理遅延を経て停止します。

停止中に届いた新しい作業は、環境の再起動を待ちます。停止してもProjectのファイルと
接続済みアカウントは保持されます。次のCloud TaskまたはProjectの作業で環境を再起動します。

## 共有Cloud環境を削除する

WorkspaceとProjectを残して共有VMを削除するには、**設定 → Cloud → Cloud環境を削除**を開きます。
影響を確認して**共有VMとディスクを削除**を選択します。Workspaceの更新権限が必要です。
Project Ownerであることだけでは削除できません。

> [!WARNING]
>
> このWorkspaceのすべてのCloud Projectに影響します。実行中の作業とProject準備が中断され、
> ローカルrepository、未pushの変更、ファイル、保存済みClaude Code / Codexのログイン情報が失われます。
> 必要なデータを保存してから削除してください。WorkspaceとProjectの記録は残ります。

削除はバックグラウンドで進み、一時的な障害は再試行されます。画面を離れたり再読み込みした後も、
Cloud設定に戻って状況を確認できます。不在確認が完了すると**作成**が利用できます。
環境を再作成してから、各Cloud Projectの**Cloud アカウント**設定で再接続してください。
以前のファイルとログイン情報は復元されません。永続ストレージはインフラproviderの削除方針で回収されます。
状況表示はディスクの物理消去を証明するものではありません。

## ワークスペースのCloud環境を削除する

ワークスペースのOwnerがグループワークスペースを削除すると、CognoはそのCloud環境も削除します。ワークスペースへのアクセスは直ちに終了します。環境の削除はワークスペース削除後にバックグラウンドで進むため、時間がかかる場合があります。一時的なサービス障害は自動的に再試行されます。

> [!WARNING]
>
> ワークスペースを削除すると、実行中のCloud作業が停止し、リポジトリの作業コピーやエージェントの状態を含む環境の永続ストレージが削除されます。この削除は取り消せません。

## トラブルシューティング

### ログインが完了しない

起動に時間がかかる場合やログインの有効期限が切れた場合は、接続画面の**再試行**を選択します。Projectは保存されたままです。後からProjectの**Cloud アカウント**設定へ戻ることもできます。提供元での認証確認の失敗はエラーとして表示され、接続成功にはなりません。

有効期限切れが確認されたログインでは、新しいCloud Taskを開始する前に再接続が必要です。Projectを開いて**アカウントを再接続**を選択するか、Project設定の**Cloud アカウント**を使用してください。再接続しても、失敗したTaskは自動で再試行されません。

Cloud環境自体の起動に失敗した場合、**設定 → Cloud**の最初のステップに**起動できませんでした**と表示されます。接続画面を開いても再起動を繰り返しません。ワークスペースのOwnerまたは管理者は、そのステップまたは接続画面の**再試行**で、受け付け済みの作業が確定してから新たな起動を要求できます。起動が終わるまで、ステップには**起動中**と表示されます。Project Ownerであることだけでは復旧権限は付与されず、失敗したTaskも自動では再実行されません。

Cloudで実行を待っている作業があるときは、Cognoがこの復旧を自動で要求します。起動の失敗が続く場合は、試す間隔を5分から最大1時間まで広げます。待っている作業がないときは、誰かが**再試行**を選ぶまで、失敗した状態のまま残ります。

Cloudの空きが一時的に足りない場合、**設定 → Cloud**に**Cloudの空きを待っています**と表示されます。これは失敗ではありません。空きができしだい環境は自動で起動し、待っている作業もそのときに届きます。再試行の操作は不要です。

### Cloud の作業がログインを待っている

Cloud の作業は、Codex か Claude のアカウントを接続したワークスペースのメンバーとして動きます。
誰も接続していないワークスペースでは、Cloud の作業は始まらずに待ちます。オーナーと管理者には、
Inbox に **Cloud の作業がログインを待っています** という通知が1日に1回まで届き、選ぶと
**設定 → Cloud** が開きます。

そこでメンバーがアカウントを接続すると、待っていた作業は自動で始まります。依頼し直す必要はありません。
24時間たっても待っている作業は、この理由で失敗になります。アカウントを接続してから、もう一度依頼してください。

### 作成状況を読み込めない

作成状況を取得できない場合の**再試行**は、状況を取得し直します。作成失敗時の**再試行**は、作成を再リクエストします。閲覧のみのメンバーは状況を確認できますが、作成や作成の再試行はできません。

既知の作成失敗理由は、インターフェースの言語で表示されます。理由が取得できない場合や未対応の理由の場合は、汎用の作成失敗メッセージが表示されます。

## 関連ドキュメント

* [Projects](/docs/ja/projects.md)
* [実行アクセス](/docs/ja/execution-access.md)


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