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# エンタープライズのリモートサーバー運用

> Cogno Desktopからのリモートサーバーのセットアップ・更新・利用停止と、コーディングエージェントがCogno MCPに到達する仕組み。

このページは、組織管理のLinux / macOS開発サーバーでCognoを使う管理者向けの運用モデルを定義します。メンバーの接続フローは[リモートサーバーに接続する](/docs/ja/remote-servers.md)を参照してください。

## 運用モデル

メンバーはCogno DesktopにSSH接続先を入力します。Cogno Desktopがその接続先にCogno CLIとEngineサービスをインストールしてOSに登録し、SSHトンネルで接続します。メンバーや管理者が事前に `cogno server install` を実行する必要はありません。

```mermaid theme={"system"}
flowchart LR
    D[Cogno Desktop]
    -->|SSH: セットアップ・トンネル| R[リモートサーバー]
    R --> E[Engine サービス]
    E --> A[Claude Code または Codex]
    A -->|HTTPS| M[Cogno MCP]
    E -->|HTTPS| C[Cogno API]
    M --> C
```

サーバー上のEngineサービスがコーディングエージェントの実行・作業コピー・セッションを担い、マシンの認証情報でCogno APIに報告します。Cogno Desktopからの通信はSSHトンネル経由のみで、Engine自体は外部からの接続を一切受け付けません。

マシンは「1つのホストの1つの OS アカウント」です。複数人で1台のサーバーを使う場合は、それぞれが自分の OS アカウントとSSH接続先でCogno Desktopからセットアップし、アカウントごとに別のマシンとして表示されます。

ネイティブWindowsはリモートサーバーとしてサポートされません。WSLはLinux環境として扱われます。

## セットアップと更新

**1. マシン一覧を開く**

メンバーがCogno Desktopで **設定 → マシン一覧** を開きます。

**2. サーバーをセットアップする**

**新しいサーバーをセットアップ** でSSH接続先とエンジンを選びます。Cogno DesktopがCogno CLIとEngineサービスをインストールし、マシンの認証情報を発行して接続します。コーディングエンジンの導入は独立した非ブロッキングの処理で、失敗してもサーバーの登録・接続は完了し、失敗内容は「次にやること」として表示されます。

**3. プロジェクトのフォルダーを選ぶ**

プロジェクトごとに、メンバーが **プロジェクト設定** でリポジトリのフォルダーを選びます。

更新はCogno Desktopから、認可済みの同じSSHセッションで配信されます。アプリがリリースを固定のtrust rootに対して検証し、バイナリをサーバーへ転送して `cogno server update` を実行します。サーバー自身は何も取得しないため、プロキシ配下や外向き通信のないマシンも更新されます。

> [!NOTE]
>
> Engine移行前にセットアップされたサーバーではWODという旧サービスが動いていました。Engineが自動で退役させます: 起動時にWODのサービス登録・バイナリ・状態をマシンから削除します。管理者の作業は不要です。

## Cogno MCP

コーディングエージェントはCognoのタスクツールにCogno MCP経由でアクセスします。Engineは実行ごとにインラインMCP設定をエージェントに渡します — `cogno` という名前のHTTPサーバー(provider単位の `cogno_<Name>` を含む)で、そのターンにスコープされたトークンで認可されます。サーバー上のMCP設定ファイルには何も書き込まれず、サーバー自体がMCPエンドポイントや受信ポートを公開することもありません。

組織がコーディングエージェントのMCPサーバーを制限している場合は、ポリシーで `cogno` と `cogno_*` サーバー(ツール名 `mcp__<server>__<tool>`)を許可してください。詳細は [Cogno MCPを管理する](/docs/ja/mcp.md)を参照してください。

## サーバーの利用をやめる

メンバーが **設定 → マシン一覧 → あなたのマシン** で **削除** を選びます。認証情報が失効し、次の通信が拒否された時点でそのサーバーは作業の実行を停止します。

## 検証

* Cogno DesktopでSSH接続先をセットアップできる
* **あなたのマシン** でサーバーの行に **トンネル接続中** が表示される
* プロジェクトの実行場所としてリモートサーバー上のフォルダーを選べる
* 選んだコーディングエージェントで作業が実行される
* MCPを制限している場合でも、ポリシーが `cogno` と `cogno_*` サーバーのツールを妨げない
* **削除** の後、そのマシンで作業が実行できない

## 関連ドキュメント

* [リモートサーバーに接続する](/docs/ja/remote-servers.md)
* [Cogno MCPを管理する](/docs/ja/mcp.md)


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